2021年5月2日

草木染めの色いろいろ

 今年の染めは全部天然染料よ。

おまけにミョウバン媒染。

化学薬品を一切使わずに染めてもらいました。

一枚ずつ手染めで仕上げていくのよ。

一枚ずつ表情が違って、どれも味わい深い。

青はインディゴ、ピンクはラック、黄色はマイティンノックと言う樹の皮、黒は黒檀を使っているそうよ。

一段渋くするには鉄錆で調整。

自然の力ってステキね。


天然染め、わたしは好きすぎて不便さは感じたことがないのだけど、感じ方は人それぞれだからちょっとだけ注意点。

一番の問題点は色落ちよね。

洗濯洗剤に含まれるアルカリ性で色落ちが進みます。

必ず中性洗剤を使って陰干ししてくださいね。

市販のおしゃれ着洗いはみんな中性洗剤よ。

重曹やアルカリウォッシュ、洗濯マグちゃんはアルカリ性が強いから気を付けて~。


特にインディゴは濡れている状態で色落ちするので、色移りにご注意ください。

汗でもうっすら肌がインディゴになるよ~。

布製品についてしまっても石鹸で洗えば落ちるから、わたしは気にしてなかったの。

インディゴ肌になってしまった人、ごめんなさい・・・。


天然染料ならではの着心地の良さ、肌に直接衣服が触れる夏こそ本領発揮よ。

みんなも体感してみてね!