2020年11月15日

ライアー

 宇都宮の玲子さんが見せてくれて以来、長年作ってみたかった手彫りのライアーを作りに行って来たわー。

森の中に佇む工房での2日間

ライアーってね、竪琴よ。

ビルマの竪琴で水島二等兵がもってたやつね。


時間が取れなかったので1泊2日での作業。

わたしが選んだのは沖縄の桜の木。

これを、ノミで掘っていきます。

ノミ、って使ったことある?

私は初めてよー。

アルムのオンジの気分ね。

ひたすら削って削って削っての1日目。

左手がジンジンしちゃって、ハンドル握るのが心もとなかったわ。


翌朝の筋肉痛たるやすさまじかった泣

2日目もひたすら削ります。

どんどん削らないと今日中に終わらない予感よ。

削る目的は軽くするのと、音の響きがいいんですって。

夕方になってやっと削るの終わり。

ワックスを塗って、弦を張って(ここら辺チョーテキトー)。


仕上げがいい加減だった割に、自分的には大満足の出来!

なにより達成感!!

そして削るのもまた無心でやるので、瞑想状態になるのね、きっと。

肉体疲労とは裏腹に、心は満たされてすっきり気分。


独特な音色がステキなライアー。

楽譜なんて読めなくても適当に爪弾くだけで癒されるのよ。

次は大物にチャレンジしたいなぁ。


機会があったら是非触れてみてね!