2011年4月26日

バリで作った家具…①ダイニングセット

一昨年転居をきっかけに、家具を一新してしまおう!と思いたち、無謀にもバリで全てオーダーしました。

家もまだ設計図の段階で家具を作りに行ったので、無事に届いて設置するまでドキドキハラハラの連続技。

大型の食器棚2台にダイニングセット、TVボードに下駄箱2台、ついでにパソコンデスクとキャビネット、3つ折パーティション、外用物置にベンチ。

あ、それにFAX台、棚板3枚にタオルハンガー、折りたたみ式のハンガーラック、窓格子、全部屋のカーテンに、ソファカバー、クッション、照明器具も幾つか。

改めて思い出すとすごいなー。。


これだけオーダーで作って、渡航費や荷物の船賃を入れても、システムキッチンの戸棚代より安かった!!


新居の建築のさなか、やっと調整した10日間のバリ滞在。

これだけの物作ったんですねー。
我ながらすごい。


そういえば、設計図片手に汗だくでバリ中走り回ってたなー。



新居に引っ越してからしばらくして届いたこれらの家具たち。

送料倹約の為に、可能な限り組み立て方式にしてもらいました。

これが想像以上に大変!!

ただでさえ狭い家。
ほとんどの家具を処分してきているので、家中段ボールだらけ。
片付けたくても入れる家具が無いって事よー!


足の踏み場もないし。


そんな中での家具の組み立て。
無謀だわ。
無謀すぎる。

だって、空いているスペースより明らかに大きな家具たちがわんさか。


結局荷ほどきと大雑把な組み立ては、家の前の道でやる始末。
引越し日に引き続き、この日も道路勝手に通行止めの暴挙!!

それでも予定より3時間ほどオーバー。
業者の方、すみませんでした。



一番大変だったのが、ダイニングテーブル。
なにしろ天板が重くて動かせない。
天板と脚の接続部分、穴と杭が何故か全く合わない。


なにこれ。
どうしよう。。
組立業者さんも天板乗っけただけで帰っちゃったし。


一晩考えた結論。
穴をドリルで拡げて、杭をヤスリで削り直す。しかない!!



電動ドリルがオーバーヒートしちゃうほどグルグル回しても、削れない。。。
チーク材は硬いのですね。

母親動員で1日がかりでやっと組み立てました。



今では何事もなかった様にダイニングの真ん中にどーんと鎮座しています。
(あまりの重さに動かせないだけ…)





届いてからすぐ気付いたけど、どうにも出来なかった事がひとつ。


無理して小ぶりに作ってもらったヴァタビアチェア。
テーブル大きさの関係で2脚だけの特別な椅子。

…となるハズが…。

普通の椅子より座面が10センチ以上低い。


椅子の方が高すぎるのか、ヴァタビアチェアが低すぎるのか。。
どっちもなんです〜これが。


多分これはオーダー時のサイズがいい加減だったに違いない。

そう、そしていい加減なオーダーをしたのは私自身。
設計図を書いたのも私。
うぅぅ自業自得。


止まない家族のブーイング。
耐えがたし。ぐすん。


そうだ!
座面にピッタリ合う様に作ってもらったクッションを追加!

厚めの更に2枚がさねの技!!




これでようやくブーイングも収まりましたー。
座り心地も良くなって、満足気。
ほー。



長い間の夢だったインドネシアの家具たち。
作るのも送るのも、そして付き合うのも想像以上。

手間のかかる分愛着もひとしお。



j