昨年11月から放送されたNHKの朝の連ドラ「カーネーション」。
尾野真知子さん演じる主人公、小原糸子もさることながら、家族や近所の人など糸子を取り巻く一人一人がとても魅力的で、印象深いドラマでしたね。
ストーリー以外で私が目を凝らして見入ってしまったのが、小原家の台所。
正司照枝さん演じるハルおばあちゃんが毎日毎日鰯を炊いていたあの台所です。
現在と違って電気用品はもちろん、ガスや水道さえない台所。
それでもどこもかしこも綺麗に磨かれて、いつもいい匂いがして、とても居心地が良さそうな台所。
憧れます。
今はこんなに便利なのに、あの台所にはかなわないなぁ。
ハルおばあちゃんの台所を夢見ながら、今年作ってみた物。
細バンブーの水切り台。
まあまあ使い勝手よく仕上がりました。
こちらは転居の際、バリで作ってもらった食器棚。
ガタピシ加減はまさに、昭和初期。
これのおかげでなんだか古ぼけた感いっぱいの台所になったかな?
台所ってその家の主婦そのものなんですよね。
おばあちゃんの台所にちょっとでも近づけるように、日々丁寧に暮らしたいものです。
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